書籍情報

臨床家のための自律訓練法実践マニュアル(遠見書房)

精神医学や心理療法,心療内科などでよく利用され,効果の高いテクニックとして知られる「自律訓練法」。臨床家が自律訓練法を患者・クライエントに指導するときに必要となる基礎からコツ,真髄までをじっくりと教授したのが,この本です。 自律訓練法は,だれでも習得できるリラクセイション法で,リラックスを促し,眠れたり,緊張をほぐしたりといった健康問題や不安や抑うつなどの心の不調以外にも,心身症や精神疾患などにも利用可能な技術となっています。しかし,古くからある手技でかつ簡単に見えるため,キチンと理解されないままに臨床の場で使われることも多くあります。そこで,自律訓練法を得意とする臨床心理士 福山先生に,その経験をもとに自律訓練法のテクニックや,症状ごとの適用,禁忌など,そのメソッドを余すことなく描いてもらったのがこの本です。臨床家にとって必読の手引きとなりました。

著者
福山嘉綱
神奈川県メンタルヘルスサポート協会 顧問
北里大学病院・北里大学東病院において30 余年、心理士として勤務。
精神疾患、神経疾患、癌ターミナル期など多くの臨床に携わる。
その後、さがみはらカウンセリングルームを設立し、多くの地域住民のメンタルヘルス向上に貢献する。

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遠見書房 / Amazon
価格
2,700円(+消費税)
出版年月
2015年1月初版
付録
本著にて紹介しております、自律訓練法記録用紙のダウンロードはこちら
本著が皆さまの臨床活動の一助になることを願っております。